新ゴ(モリサワ)
出版物から街の案内板まで、至るところで目にする定番フォント。正方形の枠いっぱいに文字を置くことでモダンな雰囲気を出している。
ヒラギノ角ゴ(字游工房)
iPhoneなどアップル製品の日本語フォントに採用されたことで広まった。字の余白面積を均一に見せることで都会的な印象を生んでいる。
ゴシックMB101(モリサワ)
主に雑誌のタイトルやキャプション、広告の見出しなどでよく見かけるフォント。新ゴと同じモリサワによる、昔からの定番ゴシック体。
小塚ゴシック(アドビ)
商業利用はあまり見かけない。Adobe製品に付属。プログラムによって極細と極太から中間の太さを自動生成する手法で制作された。
游ゴシック(字游工房)
2013年にWindowsとMac両方に搭載され、初めて両OSで共通のフォントが使えるようになった。クセがなく読ませる用途に向いている。
中ゴシックBBB(モリサワ)
モリサワの本文向け書体。余白を多めに取り、かなを漢字よりひと回り小さくすることで長文が読みやすいよう工夫されている。
平成角ゴシック体(日本タイプライター)
商用利用はほとんど見かけない。Microsoft Officeに付属。MSゴシックよりは高品位な印象を与えるが、游ゴシックには叶わない。
メイリオ(C&G)
Windowsに付属するディスプレイ用フォント。画面用に横画が一直線で、これを印刷物に使うと不思議な印象を与える。
MSゴシック(リコー)
大昔からWindowsで使われてきたフォント。デジタルフォントが充実してきたいま、あえて使う理由は見当たらない。